キュベットとあそぼう 【2022/06/28】
2022年6月15日(水)
関東地方が梅雨入りして、お部屋で過ごす時間が増えたころ。
この日も午前中は雨。クラスごとにお部屋で活動する中、4歳児クラス・らっこ組ではプログラミングのワークをしていました。
使用するのは「キュベット」という、コーディングの入門としてつくられたロボット。
専用のボードに、色ごとに命令が分けられたコーディング用のブロックを並べると、ロボット「キュベット」を動かすプログラムになります。
らっこ組のお友だちは、今回初めてキュベットに触れます。
「ぷろぐらみ、みんぐ??」
「キュベットくんってだれー?」
「しってるーロボットだよね!」
保育者が箱から取り出すと「うわー!」と歓声をあげていました。
さっそく、キュベットの簡単な仕組み、ブロックの使い方を教わり、コーディングしたものの動きを見ていきます。
使うブロックは、前に進む(緑)、右に曲がる(赤)、左に曲がる(黄)の3つ。ブロックを並べては試しに動かして、「どうしたら目的地に辿り着けるか」みんな真剣に考えています。
何度か動かしていると、プログラミングの特徴的なところが見えました。
スタートとゴールは同じ位置、2人のお友だちが作ったプログラムはどちらも辿り着いたけど、ボードに乗ったブロックが違います。
比較のためにもう一度動かしてみると…
「はんたいにまわった!」
「こっちとこっちで、まわりかたが ちがう!」
同じ結果でも、その過程は幾つもあることに気付く一歩でした。
最後の課題は、2チームに分かれて、みんなで行います。
「これ、いれたーい」
「ここで、こっちにまがるよね」
今までで一番遠い移動、1人ずつやってみた課題より工程数も増え、複雑になっていますが、どうしたら良いかそれぞれが考えます。
「あれ、キュベットくん、すすまない」
思わぬところで止まったり…
「あー!まってまってー!」
進みすぎてキュベットくんがマップから飛び出したり…
ブロックを組んでは、試しに動かして…を繰り返し、ようやく目的地に到着!
「やったー!」「できたー!」
みんな跳びはねて喜んでいました。
「キュベットくんおもしろいね」
「またやりたーい」
達成感もあったのか、笑顔でお話ししていたらっこ組のお友だちでした。
----------------------------------------------
現在、キュベットは4・5歳児クラスで不定期に行っています。
また、子育て支援事業の一環として、キュベットのワークショップも開催しております。
次回のワークショップは、8月に3~6歳(就学前)のお子さんとその保護者の方を対象に開催予定です。
ご興味がありましたら、ぜひご参加ください。
詳細は後日、掲示板やブログでお知らせいたします。